2016年4月 - 2019年3月
北欧現象学者との共同研究に基づく人間の傷つきやすさと有限性の現象学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
本研究は、北欧現象学者との共同研究に基づき、人間の傷つきやすさと有限性に着目して、誕生、老い、病い、死、障がい、痛み、性とジェンダーといった具体的な問題を現象学的に考察することを目指した。毎年、北欧の現象学者と共同研究を行い、北欧現象学会に2-3人の発表者を派遣し、2018年北京での世界哲学会でも二つのラウンドテーブルで研究発表・学術交流を行った。また、国内の研究会も通算10回の開催となり、それぞれの研究成果についてお互いに意見交換をすることができ、それをもとに研究成果報告書(非公開)を作成し、それにより近い将来に研究成果をまとめた書物を刊行するための交渉を出版社と始めることができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H03346
- 体系的課題番号 : JP16H03346
この研究課題の成果一覧
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MISC
1-
傷つきやすさの現象学(2016年度 - 2018年度 科学研究費・基盤研究(B)(一般)「北欧現象学者との共同研究に基づく人間の傷つきやすさと有限性の現象学的研究」研究成果報告書) 23-38 2020年9月 筆頭著者
書籍等出版物
2-
ナカニシヤ出版 2022年3月 (ISBN: 9784779516559)
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大阪大学学術情報庫(OUKA) 2020年10月1日