共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

生体脳に元来備わる神経再生機構の活性化法:電気刺激を用いて

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
17K10828
体系的課題番号
JP17K10828
配分額
(総額)
4,550,000円
(直接経費)
3,500,000円
(間接経費)
1,050,000円

我々は, 健常なマウスに対して, 電気刺激を与えることで,神経新生が促進させることをすでに確認している。これを受けて,本研究では,中枢神経系疾患に対して電気刺激療法を行い,内因性の神経幹細胞を活性化させることで,脳が元来備え持つ組織修復作用を効果的に誘導できるか検証した.その結果,成体ラットを用いた慢性低灌流モデルに対して,高頻度刺激さらにはlong-term potentiationを誘発させることで神経新生が促進されることで,虚血負荷(慢性低灌流)後の生体がもつ組織修復作用を,効率的に誘導させうることが確認できた。そして,本研究の成果を英文誌上に発表した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K10828/17K10828seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K10828
ID情報
  • 課題番号 : 17K10828
  • 体系的課題番号 : JP17K10828