MISC

2020年

ソーシャルポルノ仮説に基づくメディア企業SNSアカウントの扇動性に関する分析

人工知能学会全国大会論文集
  • 榊 剛史
  • ,
  • 鳥海 不二夫

2020
0
開始ページ
1L4GS503
終了ページ
1L4GS503
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11517/pjsai.JSAI2020.0_1L4GS503
出版者・発行元
一般社団法人 人工知能学会

<p>近年,ウェブ・SNSの普及による情報発信・拡散の変化に伴い,デマやフェイクニュースの拡散,エコーチェンバーの発生等,情報拡散にまつわる様々な問題のある現象が顕在化している.このような状況において,情報拡散の質を評価する技術の必要性が高まっている.本研究では,「ソーシャルポルノ(脊髄反射的に拡散・共有してしまいたくなる情報)」の存在を仮定し,それに基づいて,情報発信元(以下,メディア)の質を評価する定量的な指標を提案することを目指す.各メディアの情報を拡散するユーザの反応時間に着目し,メディアごとのユーザの反応時間を集計した指標を扇動性を表す一つの指標として提案した.結果として,提案指標は,記事や記事の拡散度合いによらず,メディアによって固有の値を持つ傾向が示唆された.今後は,大規模にユーザ評価実験を行い,提案指標の妥当性についてさらに検証していく.</p>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11517/pjsai.JSAI2020.0_1L4GS503
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007856764
ID情報
  • DOI : 10.11517/pjsai.JSAI2020.0_1L4GS503
  • CiNii Articles ID : 130007856764

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