2020年11月 - 2025年3月
新しい概念に基づいたアルゴリズム・最適化の問題創出とその効率的求解方法の研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 学術変革領域研究(A) 学術変革領域研究(A)
議論の設計や、着目点の持ち方について知見を得るために、試行的な議論会を複数行った。内容は、裁判や手術で行う人体のイラスト化における倫理的、技術的な問題、レストランや病院などといった事業所でのスタッフの勤務表作成、スタッフスケジューリング問題、婚活におけるマッチング問題、などである。情報に関連の深い分野から、技術的に範囲が狭いが情報と関連が低い問題、社会的に大きな問題を題材に選び、情報学的な視点から議論を行う上で、どのような点が着目されるか、どのように議論が進んでいくか、どのような着目点が深まっていくか、どのような反駁が行われるか、といった点を明確化し、情報学的な視点から社会課題や産業の課題にどのような視点を持って議論していくかを整理した。
チーム外との連携についても進め、未来研究トークなどの複数の団体と交渉を行い、議論を行う際のお互いの目指すゴールや着目点について、共通するものと異なるものを確認し、お互いに利益ある議論の会を設計する方法について討議した。
オンラインでの効率的な議論の行い方の開発では、現在市販されている情報機器を複数組合わせる方法を模索した。活発な議論は、発言が同時におこなわれる、あるいは発言が終わらないうちに次の発言が始まる、ということがあり、これがおこると、リアルな環境と異なり、オンラインでは会話が非常にしにくくなるという観察から、これを解消する方法を考察した。回線を複数用意することでこれをある程度緩和する方法を開発した。
チーム外との連携についても進め、未来研究トークなどの複数の団体と交渉を行い、議論を行う際のお互いの目指すゴールや着目点について、共通するものと異なるものを確認し、お互いに利益ある議論の会を設計する方法について討議した。
オンラインでの効率的な議論の行い方の開発では、現在市販されている情報機器を複数組合わせる方法を模索した。活発な議論は、発言が同時におこなわれる、あるいは発言が終わらないうちに次の発言が始まる、ということがあり、これがおこると、リアルな環境と異なり、オンラインでは会話が非常にしにくくなるという観察から、これを解消する方法を考察した。回線を複数用意することでこれをある程度緩和する方法を開発した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H05962
- 体系的課題番号 : JP20H05962