2005年11月14日
9-11 視聴覚情報処理における時間的限界区間(第9部門 ヒューマンインフォメーション)
映像情報メディア学会冬季大会講演予稿集
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- ,
- 巻
- 号
- 2005
- 開始ページ
- "9
- 終了ページ
- 11-1"-"9-11-5"
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人映像情報メディア学会
近年、カーナビゲーションシステムを始めとする車載機器の普及によって、自動車運転時においてドライバーが認知、処理すべき情報が増加してきた。この傾向は、カーナビゲーションシステムが音声案内や効果音による注意誘導といった聴覚情報を提供している点から言えば、ドライバーが処理すべき聴覚情報が増加する傾向と換言できる。本研究では上記の状況を踏まえ、人間の視聴覚情報処理における時間的特性を調べ、聴覚情報の適切な呈示タイミングについて考察した。その結果、聴覚刺激が視覚刺激に140ms〜先行して呈示される時、視覚刺激の認知が困難になる事がわかった。また、視覚刺激と聴覚刺激とが同じ場合、異なる場合に比べ認知欠損が少なく、欠損からの回復が早くなる事がわかった。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009485174
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11603761
- ID情報
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- ISSN : 1343-4357
- CiNii Articles ID : 110009485174
- CiNii Books ID : AA11603761