論文

2014年

先行運動の継続期間と変更準備期間の長さが運動変更に与える影響

日本認知心理学会発表論文集
  • 勝原 摩耶
  • ,
  • 井関 龍太
  • ,
  • 上田 彩子
  • ,
  • 熊田 孝恒

2014
開始ページ
21
終了ページ
21
DOI
10.14875/cogpsy.2014.0_21
出版者・発行元
日本認知心理学会

先行研究(勝原他,2013, 認知心大会)から,高齢者における運動変更の遅延の背景には前後の運動の終了/開始に関わる並列処理の困難さが関わっていることと,事前予告による変更準備の効果が高齢者において若年者よりも少ないことが示された。ただし,高齢者においてもより長い変更準備期間があれば,運動変更時間が縮小する可能性も考えられる。しかし一方で,運動1の継続期間が長いとその後の運動変更時間を長くする可能性もある。そこで,本研究では,予告による変更準備に対して,運動1の継続期間と,変更タイミングまでの準備期間の長さがどのように影響するのか,とそれらの年齢差について検討した。そのため,Action change Task(手の運動変更課題;勝原他,2013)を改変した実験1,2を実施し,2つの年齢群における運動変更時間を比較した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.14875/cogpsy.2014.0_21
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130005480933
ID情報
  • DOI : 10.14875/cogpsy.2014.0_21
  • CiNii Articles ID : 130005480933

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