2013年
電子カルテを用いた医薬品の治療効果解析基盤に関する研究
情報処理学会研究報告(Web)
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- 巻
- 2013
- 号
- DBS-158
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
近年,医療の現場において,医療情報技術の技術革新が進み,その中心的役割を果たすものが電子カルテシステムである.電子カルテシステムの普及に伴って,大量の診療文書が電子データとして医療データベースに蓄積されるようになっている. 一方,医薬品は,臨床試験 (治験) において有効性,安全性を厳格に評価し,その成績に基づき,厚生労働省により製造販売の承認を受けるが,治験においては,被験者や使用方法に制限を設けており,得られる情報には限界がある.その為,認可後,日常医療での使用実態から,医薬品の効き目や安全性等に関する情報を収集することを目的として,市販後調査と呼ばれる医薬品の追跡調査が義務付けられている.より正確な調査を実施する為には,大量の情報が必要であり,電子カルテシステムを上手く活用することにより支援が出来ると考えられる.そこで,本研究では,蓄積された電子カルテを用いて,医薬品の治療効果を解析することを目的として,医療データベースから患者基本情報,投薬情報,検査情報を抽出・解析し,結果を提示する,医薬品の治療効果解析基盤を提案する.
- リンク情報
- ID情報
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- J-Global ID : 201402245554522330
- CiNii Articles ID : 110009632348
- CiNii Books ID : AN10112482
- identifiers.cinii_nr_id : 1000010304156
- CiNii Research ID : 1573105977698961024