2008年
応力状態を考慮した破壊操作が可能な有限要素モデルの構築
電子情報通信学会技術研究報告
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- 巻
- 108
- 号
- 270(MBE2008 53-62)
- 開始ページ
- 41
- 終了ページ
- 46
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
近年,力覚提示可能なVRシステムにおいて広く用いられている有限要素モデルにおいて,ユーザの操作により生じる破壊現象の模擬は困難であった.要因は,破壊模擬の際に必要となる幾何形状や剛性マトリクスの再構築計算の計算コストが高いことにある.本研究では,仮想物体の破壊領域近傍から構成される局所オブジェクトを考え,破壊進行時に,局所オブジェクトの幾何形状および剛性マトリクスの再構築計算のみを行う事で,再構築計算コストを削減する手法を提案する.結果,破壊進行時に仮想物体全体の再構築計算を行う従来手法に比べて,提案手法では再構築計算時間が削減されたことが示された.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 200902237107508904
- CiNii Articles ID : 110007081877
- CiNii Books ID : AN1001320X
- identifiers.cinii_nr_id : 1000010304156