MISC

2009年9月10日

FPGAによる電源電圧制御回路の実装及び制御精度の評価

電子情報通信学会技術研究報告. RECONF, リコンフィギャラブルシステム : IEICE technical report
  • 副島 政人
  • ,
  • 酒見 隼也
  • ,
  • 柴田 裕一郎
  • ,
  • 黒川 不二雄
  • ,
  • 濱田 剛
  • ,
  • 正田 備也
  • ,
  • 小栗 清

109
198
開始ページ
19
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

省エネルギー化の観点から、より安定で効率的な直流電源電圧への要求はますます高まっている。中でもディジタル制御方式DC-DCコンバータは高い信頼性、柔軟性等を得られることから注目を集めている。本稿ではFPGAを用いたDC-DCコンバータの制御について議論する。このアプローチはDSPなどのソフトウェア処理に比べ高速化が期待できるとともに、さまざまな制御アルゴリズムに柔軟に対応できるメリットを持つ。本稿では、このようなシステムに必要とされる演算精度の評価や、精度とハードウエア量とのトレードオフについて、DC-DCコンバータの試作を通じて実証的に議論する。特性評価の結果、小数部10bit程度の固定小数点演算で十分な制御精度が得られることが分かった。また、位相をずらした複数クロックを用いることで、システムクロックの上昇を抑えつつPWMの分解能を向上させる設計の効果についても評価した。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007386735
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA12046591
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10391289
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110007386735
  • CiNii Books ID : AA12046591

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