論文

査読有り
2015年10月

連続的データ同化法を用いた室内環境推定に関する研究 第1報――2次元定常流れにおける濃度場推定への適用

空気調和・衛生工学会論文集
  • 松尾智仁
  • ,
  • 近藤明
  • ,
  • 嶋寺光
  • ,
  • 塩地純夫
  • ,
  • 小松彰

223
開始ページ
11
終了ページ
18
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(学術雑誌)

本報では、オープンソースCFDライブラリであるOpenFOAMに、連続的データ同化法(VCA法)を組込んだソルバを新規に作成・追加し、2次元定常流れにおける濃度場の推定を行う数値実験を行った。数値実験は室内に未知の汚染物質放出源が生じた場合を想定し、以下の要領で行った。「1. 汚染物質放出源が存在する場合の濃度分布をCFDにより作成し、『正解値』とする。2. 『正解値』濃度分布の一部を抜き出し『観測データ』とする。3. 汚染物質の情報を削除した条件における計算結果を『計算値』とし、VCA法を用いて『計算値』に『観測データ』を同化することで濃度分布の『推定値』を得る。4. 得られた『推定値』と『正解値』を比較する。」数値実験は、VCA法による修正に制約を与えない場合に加え、「汚染物質の放出強度が負にならない」という制約を与えた場合について行われた。その結果、VCA法により濃度分布の傾向を再現できること、またその再現性は制約条件を与えた場合のほ

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