2010年 - 2012年
元気はつらつ投げ続けるための年少野球選手における投球動作の基礎的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、野球を専門的に実施している各年代の内野手を対象として一塁への投球(送球)動作の発達学的な特徴をスポーツバイオメカニクス(スポーツ生体力学)の観点から解明することを目的とした。その結果、投射されたボールの力学変量(球速、投射高、投射角)が各年代間とりわけ小・中学生群におけるこれらの変量が高・大学生群と比較して顕著に異なること、これらの変量を生み出す各種動作変量に各年代群特有の違いがあることなどが明らかにされた。これらの結果は、各年代において投球パフォーマンスの向上と障害予防のために適切な送球動作の指導が必要であることを示唆している。
- ID情報
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- 課題番号 : 22500587
この研究課題の成果一覧
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論文
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体育学研究 60(2) 551-564 2015年12月10日
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体育学研究 60(1) 53-69 2015年6月13日
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Proceedings of 32nd Conference of International Society of Biomechanics in Sports 429-432 2014年7月
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Portuguese Journal of Sport Sciences 11(Suppl. 2) 335-338 2011年6月
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第21回日本バイオメカニクス学会大会論集 117 2010年12月
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仙台大学大学院スポーツ科学研究科修士論文集 10 79-86 2009年3月
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第20回日本バイオメカニクス学会大会論集 71 2008年12月25日