論文

2009年

PSNRを指定可能なJPEG 2000ワンパスレート制御法(ITS画像処理,映像メディア及び一般)

映像情報メディア学会技術報告
  • 田中 集
  • ,
  • 飯田 知教
  • ,
  • 西川 清史
  • ,
  • 貴家 仁志

33
開始ページ
41
終了ページ
46
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11485/itetr.33.6.0_41
出版者・発行元
一般社団法人 映像情報メディア学会

本稿は,JPEG 2000符号化時に,PSNRを指定してワンパスでレート制御を行う方法を提案している.提案法は,PCRD最適化アルゴリズムに則っているため,従来のビットレート指定と比較し,レート制御時の処理負担は増加しない.さらに,ビットレートの上限とPSNRを同時に指定することも可能である.提案法を用いることにより,動画像圧縮における低PSNRのフレームの発生を防ぐことができる.また,提案法をビットレート指定と同時に用いることで,必要以上にPSNRが高いフレームを減らし,効果的に符号量を削減することが可能である.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11485/itetr.33.6.0_41
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130006085827
ID情報
  • DOI : 10.11485/itetr.33.6.0_41
  • CiNii Articles ID : 130006085827

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