共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

ヒト多能性幹細胞における分化偏向性の解消

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
18K14714
体系的課題番号
JP18K14714
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

多能性幹細胞(PSC)は全成体細胞に寄与する能力を保持しつつ、無限増殖も可能な細胞である。本研究ではin vivoにおける多能性細胞の挙動を模倣することで、ヒトPSCに見られる分化偏向性を排した、新規培養系の確立を試みた。目的のin vivo多能性細胞は着床直後に相当するため、scRNA-seqを用いたカニクイザル着床胚の形質解析とカニクイザルPSCを用いた培養条件の検討、そしてヒトPSCでの再現を目指した。この過程において、これまで不安定であったサルPSCの新規培養系の確立に至るとともに、意外にもscRNA-seq解析における普遍的な障壁を発見し、さらに解決策を見出した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K14714
ID情報
  • 課題番号 : 18K14714
  • 体系的課題番号 : JP18K14714

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  2