2016年4月 - 2019年3月
ポイントフッ素化糖の自在合成
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
我々はブロモフルオロ酢酸エチルをアキラルな含フッ素出発原料として、単工程でポイントフッ素化糖を合成する手法を開発した。鍵工程である向山アルドール反応では、ルイス酸の種類や当量を適切に選択することで、4種類のポイントフッ素化糖を作り分けることにも成功した。また、酵素による速度論的光学分割を行うことで、中間体を光学活性体として得られたため、光学活性ポイントフッ素化糖の作り分けに成功した。
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- 課題番号 : 16K05845
- 体系的課題番号 : JP16K05845