2009年7月 - 2014年3月
イオン反応の集積化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
有機カチオン種の発生・蓄積を可能とするカチオンプール法に基づいて電解反応と化学的反応の時間的集積化を達成し、デンドリマー構造をもつ機能性物質などの合成に応用した。また、空間的集積化によりカチオン性三成分カップリングなどを開発した。さらに、有機アニオン種についても、有機アニオン種の反応を空間的集積化することにより、ケトンカルボニル基を有するアリールリチウム種など極めて不安定な有機リチウム種を含む分子変換を可能にし、生物活性天然物合成に応用した。
以上、本研究では、不安定有機イオン種を用いる反応集積化の概念に基づき、従来法では実現困難な分子変換を達成した。
以上、本研究では、不安定有機イオン種を用いる反応集積化の概念に基づき、従来法では実現困難な分子変換を達成した。
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- 課題番号 : 21106002
- 体系的課題番号 : JP21106002