MISC

2004年

在宅要介護高齢者への援助活動におけるインタープロフェッショナルワークの構成要素

埼玉県立大学紀要
  • 大塚 眞理子
  • ,
  • 平田 美和
  • ,
  • 新井 利民
  • ,
  • 大嶋 伸雄
  • ,
  • 井口 佳晴
  • ,
  • 高田 玲子
  • ,
  • 大熊 明
  • ,
  • 加藤 巳佐子
  • ,
  • 藤井 博之
  • ,
  • 小川 恵子

6
開始ページ
9
終了ページ
18
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
埼玉県立大学

本研究の目的は在宅要介護者への援助活動におけるインタープロフェッショナルワーク(IPW)の実際を明らかにすることである。筆者らは、多専門職者がWEBケアフォーラムに書き込んだ援助内容の記録を分類し命名した。多職種によるIPWの構成要素として、【情報の共有化】【チームケアの促進】【サービス提供の円滑化】の3つのカテゴリーと10のサブカテゴリーが抽出された。多専門職者は「在宅要介護者の自己決定によるQOLの維持向上」という目標をめざして援助活動を行っていた。【情報の共有化】が最も中心となる要素であり、【サービス提供の円滑化】はそれを補うものであった。【チームケアの促進】は〔カンファレンス機能の発揮〕や〔相互支援の強化〕などがサブカテゴリーであり、多職種が協議し相互理解することによってチーム力を高める要素であった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002336528
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11480694
ID情報
  • ISSN : 1345-8582
  • CiNii Articles ID : 110002336528
  • CiNii Books ID : AA11480694

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