2000年6月
近世ヨーロッパにおけるレースの機能‐ヴェネシャン・レースを中心に‐
日本服飾学会関西支部、冬期研究会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 主催者
- 日本服飾学会関西支部
- 開催地
- 華頂短期大学
16世紀中期にイタリアのヴェネツィアで誕生すると社会的優越性を象徴する装飾品として、フランスやフランドル地方でも盛んに制作されたレースについて取り上げた。レース生産国としてヴェネツィア共和国が優位を占めた16、17世紀を中心に社会的立場から概観し、主流となった技法と表現様式について、同時代に制作された肖像画やパターンブック、現存する作品を撮影した写真を資料として考察を行った。