共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年6月 - 2021年3月

「ネオウイルス学」の国際活動支援

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
16K21723
配分額
(総額)
46,800,000円
(直接経費)
36,000,000円
(間接経費)
10,800,000円

国際活動支援班では、各計画研究班の海外における研究活動を促進し、本領域を日本が牽引する国際的に重要な学術分野に発展させることを目指す。そのため、(1) 国際研究ネットワークの整備および強化、(2) 円滑な海外での研究試料の採取支援・提供、(3) 国際シンポジウムの開催および海外研究者の招聘による人的連携の促進、(4) サンプル収集のための海外への研究者の派遣の支援、(5) 最先端研究を行う先進諸国への若手研究者の中長期的派遣の支援、(6) 国際研究者ネットワークへの積極的な情報発信を行なっている。
平成30年度においては、国内で国際学会2回、ワークショップ1回、研究会を1回共催し、海外から総計12名の研究者を招聘した。本活動により、人的連携を促進すると共に国際研究ネットワークを強化した。また、最先端研究を行うオランダ王国・ワーゲニンゲン大学の研究室へ修士課程学生1名を派遣し、さらにフランスで開催された国際学会での発表を支援した。中国から3名の若手研究者を海外から日本へ招聘し、共同研究の打ち合わせを実施することで国際研究ネットワークを強化した。さらに、アフリカのシエラレオネに、計画研究班の若手研究者を2名派遣し、サンプルの収集を実施させた。上記の活動により採集した検体、検体から抽出した核酸を用いて、ウイルスゲノムの検出・ウイルスの単離を試みている。
平成29年度に引き続き、本領域のホームページの英語版を通して国際社会に本領域の活動を発信している。

ID情報
  • 課題番号 : 16K21723