2011年 - 2012年
インプラントの初期咬合接触状態の解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
インプラントに付与すべき咬合間隙量を明らかにすることを目的に,新たに開発された歯接触分析装置(BiteEye)を用いてインプラントに加わる咬合力を分析した.デンタルプレスケール検査法とシリコーン検査法,筋電計を併用し,様々なかみしめ強さでの咬合接触状態を計測した.その結果 Occluzerでは60 %MVC 以上,BiteEyeでは20-40 %MVCのかみしめ強さで咬合接触状態の検査を行うことが適切であることが明らかになった.これをもとにインプラント植立患者の咬合力の計測を行った結果,咬合間隙量は90 umであった.今後は経時的な変化を検討し,咬合付与のプロトコールを確立していく予定である
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- 課題番号 : 23792247
- 体系的課題番号 : JP23792247