2018年4月 - 2023年3月
法的人格を付与されたワンガヌイ川との共生デザインモデルに向けて
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究
これまでに行った国立博物館テ・パパ・トンガレワの視察や文献調査などからはマオリ文化、アート・デザインとの関係性についての情報を集めた、これらについての整理を進めた。
リードコミュニティとして実地調査で訪問したナ・タンガタ・ティアキ・オ・ワンガヌイ( Nga Tangata Tiaki o Whanganui 以降 NTToW)に着目した。ワンガヌイ川を拠り所とする部族の川に関する代表的な機関であり、法人としての川の今後の展開に複合的な影響を与えると考える。当該年度はオンラインを中心とした報告書や告知情報などを収集した。フィンランドの調査では先住民サミ族の活動が活発化してことを認識したがNTToWも他国の先住民ネットワークを活かした、米国アリゾナ州の先住民を招き交流を行っている。
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本研究には川の共生モデルのプロトタイプを目指しており、ワンガヌイからの学びを福岡のコミュニティ共生モデルのプロトタイピングを進めた。福岡の所属キャンパスに最も近い那珂川の持続的発展を目指す那珂川みらい会議を発足した。所属研究院、ミズベリングファンクラブ福岡、地元行政などを始め、広く共創を行う会議体であり、本会議体のコアメンバーとして参画した。準備段階においてもワンガヌイ川からの学びについて共有を行った。また研究代表者の所属キャンパスにて那珂川みらい会議を2回開催し、川の求められる未来についてのアイデア創出を産官学民の参画者と行った。またこれまでの研究から生まれたデザインコンセプトやワンガヌイの事例を紹介した。また教育との連携では川との関係性をデザインの課題を設定し、川の生命を意識しアイデア出しを行った。学生主導で地域の小中学校へ参加を呼びかけ、公民館で川をモチーフにしたTシャツアート制作を行なった、また展示場所に関する検討を行った。また情報公開に向けウェブサイトの計画を進めた。
リードコミュニティとして実地調査で訪問したナ・タンガタ・ティアキ・オ・ワンガヌイ( Nga Tangata Tiaki o Whanganui 以降 NTToW)に着目した。ワンガヌイ川を拠り所とする部族の川に関する代表的な機関であり、法人としての川の今後の展開に複合的な影響を与えると考える。当該年度はオンラインを中心とした報告書や告知情報などを収集した。フィンランドの調査では先住民サミ族の活動が活発化してことを認識したがNTToWも他国の先住民ネットワークを活かした、米国アリゾナ州の先住民を招き交流を行っている。
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本研究には川の共生モデルのプロトタイプを目指しており、ワンガヌイからの学びを福岡のコミュニティ共生モデルのプロトタイピングを進めた。福岡の所属キャンパスに最も近い那珂川の持続的発展を目指す那珂川みらい会議を発足した。所属研究院、ミズベリングファンクラブ福岡、地元行政などを始め、広く共創を行う会議体であり、本会議体のコアメンバーとして参画した。準備段階においてもワンガヌイ川からの学びについて共有を行った。また研究代表者の所属キャンパスにて那珂川みらい会議を2回開催し、川の求められる未来についてのアイデア創出を産官学民の参画者と行った。またこれまでの研究から生まれたデザインコンセプトやワンガヌイの事例を紹介した。また教育との連携では川との関係性をデザインの課題を設定し、川の生命を意識しアイデア出しを行った。学生主導で地域の小中学校へ参加を呼びかけ、公民館で川をモチーフにしたTシャツアート制作を行なった、また展示場所に関する検討を行った。また情報公開に向けウェブサイトの計画を進めた。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K18315
- 体系的番号 : JP18K18315