2017年11月10日
ファイバ内のプラズマ現象―ファイバーヒューズ―
光材料・応用技術研究会 第3回研究会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
ファイバフューズとは、数ワットの光を伝搬する光ファイバが局所的に加熱されると、数千度の熱散逸ソリトンを生成してコア領域を破壊しながら光源に向かって移動する現象である。反応領域が毎秒1メートルで動き回るので、その現象の本質を捉えることが困難であるなか、講演者は発生したファイバフューズが外部条件の変化でどう振る舞いを変えるかを、損傷形状の解析から明らかにしてきた。約13年の研究を経て分かってきたことを解説する。