2004年1月
超臨界流体リーチング法による放射性廃棄物処理法の開発
Proceedings of 2nd International Symposium on Supercritical Fluid Technology for Energy and Environment Applications (Super Green 2003)
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- 開始ページ
- 254
- 終了ページ
- 257
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
超臨界二酸化炭素リーチング(SFL)法を用いた放射性廃棄物の除染法を開発している。これまでに以下のことを明らかにした。(1)ウランの分離にはTBP-HNO$_3$錯体が、アルカリ金属の分離にはクラウンエーテルが有効な抽出剤であること。(2)SFL操作条件の中で40$\sim$80$^{\circ}$Cの温度範囲においては高温であるほど、15$\sim$40MPaの圧力範囲では低圧であるほどウランの分離効率が高いこと。(3)抽出剤であるTBP-HNO$_3$錯体を含む超臨界二酸化炭素中においてステンレス鋼(SUS316)が腐食せず安定であること。