有機配位子による錯形成反応を利用した酸化ユウロピウムの超臨界二酸化炭素への溶解
化学工学会第76年会
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- 開催年月日
- 2011年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 小金井
- 国・地域
- 日本
逆ミセルを含む超臨界二酸化炭素への酸化ユウロピウムの溶解について、有機配位子benzoyltrifluoroacetylacetone(BTA)を添加することで溶解量の増加を試みた。蛍光スペクトルによって溶解挙動を観察したところ、BTAによる錯生成反応は、逆ミセル中の硝酸による酸化ユウロピウムの溶解反応とは遅れて始まることがわかった。また、BTAを添加することで酸化ユウロピウムの溶解量を増加させることに成功した。