基本情報

所属
郡山市立美術館 学芸課 学芸課長
慶應義塾大学 文学部 講師(非常勤)

J-GLOBAL ID
201901019033443100
researchmap会員ID
B000359197

慶應義塾大学大学院文学研究科「美学芸術学研究ⅡA」( ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー研究:方法と実践)2024年度(Web: 慶應義塾大学)

慶應義塾大学文学部「美術史特殊ⅡH」 (ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー研究:生涯と芸術)2024年度(Web: 慶應義塾大学)

 東北学院大学ワークショップ『「印象派」に触れてみよう ー展覧会から辿る「光」の芸術ー』(2024年5月9日)(Web: 東北学院大学)

「美術の窓」 2024年 2月号『形の限界を超えた現象(すがた)の美術史: 西洋の画家たちが探求した「形の定まらないもの』(生活の友社 2024年1月19日)(Web: Amazon)

 国際シンポジウム『風のイメージ世界(International Symposium The Imagery of Wind)』(2022年3月)(Web: 関西大学東西学術研究所)

「J.M.W. ターナーのプネウマ的形態、あるいは風」『風のイメージ世界』(三元社、2023年10月)(Web: 楽天ブックス)

英語版:"J.M.W. Turner's Pneumatic Form or Wind" in The Imagery of Wind.(Web: 三元社)

 

富岡 進一(とみおか しんいち)
1975年生まれ。神奈川県出身。郡山市立美術館学芸課長。慶應義塾大学、同大学院非常勤講師。イギリス近代美術史(英国近代美術史、J.M.W. ターナー)、博物館学、美術教育学(美術館教育、鑑賞教育)、美術批評。成城大学大学院文学研究科美学美術史専攻博士課程後期単位修得退学(2005年3月、指導教員:千足伸行名誉教授)。分担執筆『風のイメージ世界』(三元社、2023年)、共著『エロスとタナトス、あるいは愉悦と戦慄』(ありな書房、2021年)、『ランドスケープとモダニティ』(ありな書房、2020年)、分担執筆『ロンドン アートとテクノロジー』(竹林舎、2014年)。企画展「ターナー 風景の詩」(2017-18年、毎日新聞社)日本側監修。2018年6月、同展への天皇皇后両陛下行幸啓(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)に際し作品解説。イギリス関係展覧会多数担当。美学会査読者。

 所属学会:美学会、美術史学会。ターナー協会(ロンドン)会員(The Turner Society)。他分野研究:アート・マネジメント、アート・プロジェクト、学校連携。

モットー:「美術は世界をみせる。美術は自身と世界との関係を発見する鍵である」。

"Art unveils the universe. It is the key to discovering the dialogue between oneself and the universe."

主要著訳書(Web: Amazon)

"J.M.W. Turner's Pneumatic Form or Wind" in The Imagery of Wind.(Web: 三元社)

『風のイメージ世界』(三元社、2023年10月刊行)(Web: 楽天ブックス)

「美術の窓」 2023年 6月号「専門家が選ぶ オールドマスターの名品」(生活の友社 2023年5月19日)(Web: Amazon)

エロスとタナトス、あるいは愉悦と戦慄――ジョゼフ・ライト・オヴ・ダービーからポール・ナッシュへ(共著、ありな書房、2021年)(Web:版元ドットコム)

ランドスケープとモダニティ―― トマス・ガーティンからウィンダム・ルイスへ(Web:版元ドットコム)(共著、ありな書房、2019年)備考:『美学』(美学会編、71巻1号、2020年6月に書評掲載

ターナー 風景の詩(編著、展覧会カタログ、毎日新聞社、2017年)(Web: まいにち書房)
西洋近代の都市と芸術 8 ロンドン アートとテクノロジー(分担執筆、竹林舎、2014年)(Web:竹林舎)
スウィンギン・ロンドン 50’s-60’s(共訳、梧桐書院、2010年)(Web: Amazon)

国際シンポジウム『風のイメージ世界』
International Symposium The Imagery of Wind

日時:2022年 3月 26日(土)/27日(日)
   17:00~21:00(日本時間)

2022年3月26日(土)18:40(日本時間)

国際シンポジウム『風のイメージ世界』プログラム 簡易要旨「J.M.W. ターナーのプネウマ的形態、あるいは風」 .pdf

Wind Symposium Program abstracts_English: J.M.W. Turner's Pneumatic Form or Wind  .pdf

国際シンポジウム『風のイメージ世界』提出原稿 、自己紹介文、現在の学術的関心.pdf

 

第70回美学会全国大会発表(2019年10月)
J. M. W. ターナー作《ナポリの漁師マサニエッロに指輪を与えるウンディーネ》と《太陽の中に立つ天使》――帝国主義から人道主義へ

講演会「イギリス風景画のきらめき」会場:高砂コミュニティセンター 3階ホール1・2 日時:2023年7月23日(日) 14:00-15:30 茅ヶ崎市美術館展覧会「イギリス風景画と国木田独歩」関連イベント


朝日新聞記事 (2019年11月)
(私のイチオシコレクション)英国近代美術 郡山市立美術館 人気作家が肖像画に込めた戦略(Web:朝日マリオン・コム)

学芸員名鑑 学芸員になる前、なった後」 『成城大学学芸員課程ニュースレター vol.3』(Web:成城大学)(2019年11月)

 

現在の学術的関心(国際シンポジウム「風のイメージ世界」提出原稿):
 19世紀イギリス美術史、特に風景画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)の研究をつづけている。最近の関心は、ターナーの黙示録的ヴィジョンと産業革命との関係である。産業革命の影響は、ターナーの初期作品からみられ、1820年代には、新しい交通手段となった蒸気船に関心を示している。当時これをハイ・アートの世界で主題にした画家はまれであった。
 しかし、ターナーの関心は、そうした当時の最新技術が生み出した「形態」そのものより、「現象」にこそあるといえるかもしれない。たとえば、蒸気船であれば、その船体の構造よりも、それが吐き出す息、すなわち煙が大気と交感する様子に彼の関心の在処がある。さらに、その「現象」は、宇宙生成の根源的暴力となって立ちあらわれる場合がある。この点については、バーバラ・バート教授によるプネウマにかんする重要な研究から大きな示唆を受けた。
 産業革命は大英帝国の繁栄を築く推進力となっていたが、ターナーはこれにたいしてアンビヴァレンスを抱いていたようである。たとえば、奴隷制にたいしては、非人道的な側面を認識していたと思われる。彼は政治的見解を明言することはなかったが、絵画をとおして、ターナーが産業革命にたいしてどのような認識をもっていたのかを明らかにしたい。それによって、彼が感得していた宇宙の神秘を知ることができるのではないかと考えている。

Joseph Mallord William Turner (1775-1851), a preeminent landscape painter of 19th-century Britain, played a pivotal role in capturing the spirit of the Industrial Revolution and its epoch through his art. A profound examination of Turner's apocalyptic vision concerning the Industrial Revolution offers significant insights from aesthetic, philosophical, and art historical perspectives.

Turner's focus on 'phenomena' rather than 'form' in his artworks is a defining characteristic of his style. His interest in new modes of transportation, like steamboats, wasn't merely about technological innovation; rather, it lay in the interaction these technologies had with nature, especially the interplay between the atmosphere and the smoke. In his paintings, such phenomena often manifested as primal forces of cosmic creation, indicating Turner's deep insight into the mysteries of the universe. In this context, the significant research by Professor Barbara Baert on pneuma is a crucial reference for interpreting Turner's work.

During an era when the Industrial Revolution was the driving force behind the prosperity of the British Empire, Turner appeared to hold an ambivalent stance towards this movement. His perception of the slave trade, particularly its inhumane aspects, suggests his political viewpoints. Analysing how Turner expressed his recognition of the Industrial Revolution through his paintings is vital for deepening our understanding of his perception of cosmic mysteries.

Turner's works transcend landscape painting, reflecting his time's social, scientific, and technological changes. His use of light and colour in his paintings symbolizes the transformation in the relationship between nature and humanity brought about by the Industrial Revolution, offering profound insights both artistically and philosophically. Interpreting Turner's works from these aspects clarifies his position in 19th-century British art history and is essential to comprehend the significance of his artistic achievements.

 

 


主要な書籍等出版物

  24

論文

  5

主要な講演・口頭発表等

  14

Works(作品等)

  1

主要な所属学協会

  5

社会貢献活動

  2

主要なメディア報道

  12

その他

  14