2014年4月 - 2017年3月
複数本で構成されるライザーシステムのVIVに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
石油・天然ガス開発や海底鉱物資源開発に用いられるライザーシステムのうち、生産効率向上や冗長性確保のために複数本で構成された特に流体力学的に相互干渉が発生するような近接配置が成されたシステムを対象として、実用的な潮流中渦励振挙動の解析手法を検討した。
その結果、流向および円柱間距離をパラメータとして流場中挙動が変化し、幾つかの振動パターンに分類できることを示し、各振動パターンに応じた流体力計測装置を開発し流体力計測試験を行った。さらにスペーサーで拘束された2本管のねじれを再現した試験装置を開発し、渦励振挙動が2本管のねじれ運動を増長する可能性があることを実験的に示した。
その結果、流向および円柱間距離をパラメータとして流場中挙動が変化し、幾つかの振動パターンに分類できることを示し、各振動パターンに応じた流体力計測装置を開発し流体力計測試験を行った。さらにスペーサーで拘束された2本管のねじれを再現した試験装置を開発し、渦励振挙動が2本管のねじれ運動を増長する可能性があることを実験的に示した。
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- 課題番号 : 26289343
- 体系的課題番号 : JP26289343
この研究課題の成果一覧
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論文
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Journal of Fluids and Structures 117 103833-103833 2023年2月 査読有り
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Journal of Marine Science and Technology 27(2) 989-1001 2022年6月 査読有り