2009年4月 - 2013年3月
コミュニケーション基盤の発達と脳機能の特殊化・可塑性
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
- 課題番号
- 21243040
- 体系的課題番号
- JP21243040
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 45,630,000円
- (直接経費)
- 35,100,000円
- (間接経費)
- 10,530,000円
発達初期や後年に受けた刺激の種類が、コミュニケーション基盤にどのような影響が与えるかを調べ、以下の点を明らかにした。対面での音声知覚における視聴覚統合が母語環境によって異なることを、乳幼児における視線行動の発達、成人における事象関連電位、反応時間、視線行動、fMRIで示した。人工内耳装用者のノイズ下での音声知覚では、聞き取りの高成績群は低成績群に比べ、健聴者に近い脳活動を回復し始めていることを、事象関連電位で示した。共感の脳内基盤に関して、自身の母親の表情認知に特有な脳活動を、fMRIで示した。高社交不安群の特徴と認知行動療法による介入効果を、眼球運動、fMRI、NIRSによって示した。
- ID情報
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- 課題番号 : 21243040
- 体系的課題番号 : JP21243040