2016年5月 - 2021年3月
ライフスタイルと脳の働き -超高齢社会を生き抜くための心理科学-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S)
- 課題番号
- 16H06325
- 体系的課題番号
- JP16H06325
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
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- (総額)
- 132,340,000円
- (直接経費)
- 101,800,000円
- (間接経費)
- 30,540,000円
3~4か月の短期的な運動や楽器練習をおこなう介入研究では、練習により高齢者の認知機能が向上するとともに、脳の部位間の活動同期レベルが減少し神経処理が効率化することが分かった。横断研究において、幼少期からのスポーツや楽器の訓練は、加齢により萎縮しやすい脳部位の灰白質容積を維持する可能性が示唆された。また、機能が低下している高齢者は視触覚統合場面において視覚情報を過度に用いること、高齢者は異世代の若者から伝えられた情報を記憶する神経ネットワークが低下していることが分かった。さらに、高齢者の歩行中の衝突回避訓練に有効なバーチャルリアリティを開発することができた。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H06325
- 体系的課題番号 : JP16H06325
この研究課題の成果一覧
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論文
5-
音楽心理学研究会論文集 15 15-18 2023年2月 招待有り筆頭著者
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Frontiers in Human Neuroscience 15 784026-784026 2022年1月5日 査読有り
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Cerebral Cortex 31(10) 4501-4517 2021年5月 査読有り最終著者責任著者
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Cortex 140 145-156 2021年4月 査読有り招待有り筆頭著者責任著者
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Human Brain Mapping 2020 1-17 2020年12月8日 査読有り