2015年4月 - 2019年3月
低酸素PETによる膵癌の治療ストラテジー構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
まず膵臓癌患者についてFMISO-PET/CTを行うプロトコールの確立を試み、FMISO 7.4MBq/kgを静注し150分後よりPET/CTで撮像するプロトコールで妥当であることが示された。
次に手術予定の膵臓癌症例に対しFMISO-PET/CTを行い、以下の結果を得た:(1)手術適応外症例の方がFMISO集積は高い傾向があったが有意差はなかった。(2) 手術標本でHIF-1α発現が強いとFMISO集積は高い傾向があったが有意差はなかった。(3) FMISOの高集積が見られた群は見られなかった群に対し、無再発生存および全生存が有意に短かかった。
次に手術予定の膵臓癌症例に対しFMISO-PET/CTを行い、以下の結果を得た:(1)手術適応外症例の方がFMISO集積は高い傾向があったが有意差はなかった。(2) 手術標本でHIF-1α発現が強いとFMISO集積は高い傾向があったが有意差はなかった。(3) FMISOの高集積が見られた群は見られなかった群に対し、無再発生存および全生存が有意に短かかった。
- ID情報
-
- 課題番号 : 15K09970