2012年4月 - 2017年3月
連携と持続に着目した東日本大震災の農村復興に関する総合的農村計画研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 基盤研究(A)
本研究は、研究者自らが復興支援に関わりながら、東日本大震災で被災した農漁村の地域コミュニティの復興の経過を丁寧に追跡し、その実態と課題を洗い出すとともに、今後想定される大規模自然災害への教訓を引き出そうとするものである。今回の震災では、30万人を超える住民が住宅を失い、地域コミュニティも住民の分散により弱体化を余儀なくされた。しかし、その一方で震災を契機に、出身者や他地域の人々との連携を深め、復興に向けての課題解決を通じて、逆に地域力を向上させたコミュニティも存在する。震災復興の実践の中に見られるこうした「持続」と「連携」の論理と仕組みこそが、次の大規模災害に向けての大きな教訓と言える。
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- 課題番号 : 24248039
- 体系的課題番号 : JP24248039
この研究課題の成果一覧
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受賞
3論文
2-
Progress in Disaster Science (5) 2019年11月 査読有り筆頭著者責任著者
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農村計画学会誌 35 161-166 2016年 査読有り
MISC
3-
Proceedings of 2015 Japan-Korea Rural Planning Seminar 72-73 2015年11月 筆頭著者責任著者
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農村計画学会誌 33(4) 422-424 2015年3月 筆頭著者責任著者
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農村計画学会誌 32(4) 464-466 2014年3月 招待有り筆頭著者責任著者