2014年4月 - 2017年3月
スポーツ領域における個人の身体への介入としての科学:性別確認検査を事例に
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、性別確認検査の導入をめぐり1930年代以降のスポーツ医学界と国際オリンピック委員会がどのような関係性を構築していったか、そしてオリンピック大会における性別確認検査の導入および実施がどのように社会に伝えられたかについて明らかにした。またスポーツ領域において身体や性をめぐって生じる公平性や権利保護の問題に関してどのように考えるべきか、法学の視点から考察した。以上の研究結果をふまえ、競技スポーツの基本原理である男女二元制に対してどのように対峙すべきかについて検討した。
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- 課題番号 : 26350754
- 体系的課題番号 : JP26350754