2020年12月1日
Preserve αステムを用いた人工股関節全置換術の1年以上経過した短期成績
日本人工関節学会誌
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- 巻
- 50
- 号
- 開始ページ
- 505
- 終了ページ
- 506
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- (一社)日本人工関節学会
当院でPreserve αステムを用いて人工股関節全置換術を行い、1年以上経過した20例(男性2例、女性18例、手術時平均年齢69歳)の短期成績を検討した。その結果、術中・術後の合併症はなく、JOAスコアは術前平均44.0±11.3点が術後1年時には平均79.3±6.8点へと改善が認められた。3度以上の内外反挿入例はなく、2mm以上のsubsidenceを認めた症例もみられなかった。SSは95%と高率に認められたものの、不安定性を生じた症例はなかった。また、ステム挿入時のcortical ring温存と近位部移植により、RLLの発生率は20%に抑えることが可能であった。
- ID情報
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- ISSN : 1345-7608
- 医中誌Web ID : 2021119184