共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2019年3月

神経細胞における新たな小胞体ストレス応答機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
15K06762
体系的課題番号
JP15K06762
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

最近の解析から、UPR以外に、「小胞体凝集」という別の小胞体ストレス応答機構の存在が示唆されつつある。これは、小胞体膜タンパク質の変異や異常蓄積などによって誘導される。これまでに、我々は、転写因子NF-Yの脳錐体神経細胞での機能破壊が、小胞体凝集を伴うタンパク質蓄積病態を示すことを見出した(Nat Commun 2014)。本研究では、異なる神経細胞種を用いた比較解析から、小胞体凝集に関わるキーファクターを見出すと共に、RNA-seqやプロテオミクス解析をさらに行うことにより、小胞体凝集の病態メカニズムの全体像を見いだし、学会・論文等に発表した(Sci Rep 2016等)。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K06762/15K06762seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K06762
ID情報
  • 課題番号 : 15K06762
  • 体系的課題番号 : JP15K06762