2015年8月
大学柔道部員の外傷及び治療体験と治療機関・治療法等についてー特に,関西地域に在籍する大学柔道部員を対象にしてー,
スポーツ整復療法学研究
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- 巻
- 17
- 号
- 1
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 日本スポーツ整復療法学会
関西地域16大学の柔道部員350名にアンケートを行い、「これまでに体験した外傷の種類」「外傷部位」「治療を受けた医療機関の種類(外科・整形外科、整骨院、鍼灸院)」「受けた治療法」「完治までの治療期間」「所属柔道部におけるアスレチックトレーナー(AT)配置の有無」「AT志望の有無」などについて調査した。結果、体験した外傷は「捻挫」が最も多く50%、次いで「打撲」39%、「骨折」30.6%、「筋軟部損傷」30.3%、「脱臼」25%の順であった。外傷部位は「下肢・足部」が最も多く52%、次いで「上肢・肩部」30%、「腰部・背部」22.9%、「手部」22.3%、「頭部・頸部」10%の順であった。治療を受けた医療機関は「整骨院」が最も多く39%、次いで「外科・整形外科」36%、「鍼灸院」4%であった。AT配置の有無については、「配置されている」27%、「配置されていない」35%、「その他・わからない」37%であった。AT志望の有無については、「将来なりたい」17%、「なりたくない」26%、「わからない・無回答」57%であった。
- ID情報
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- ISSN : 1345-093X
- 医中誌Web ID : 2016039855