2020年3月
都市型準限界集落におけるフレイル発生と健康課題
摂南大学地域総合研究所報第5号
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- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
都市型準限界集落での住民参加型健康づくりを目指して、住民のフレイル発生を評価し、予防のための健康課題を明らかにすることを目的に調査研究を行った。大阪府の北東に位置するA地区の65歳以上の住民を対象に質問紙調査を行った。その結果、プレフレイル82名(32.5%)、フレイルの発生は82名(32.5%)であり、男女別では差がなかった。健康課題は、抑うつ気分が最も多く、次いで認知機能低下であった。抑うつの予防や認知機能低下を予防するような働きかけを地域全体に提案し、住民参加型の健康づくりをしていくことが重要である。