2014年4月 - 2017年3月
視覚および聴覚情報の運動への変換方略メカニズムに基づく演奏教育プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
緻密な運動制御を行うためには長期間にわたる訓練が必要である.また,他者に秀でるためには自分に最適な情報処理方略を見出す必要がある.
そこで,本研究においては耳コピー演奏あるいは初見演奏が得意なピアニストの感覚運動情報処理の間にどのような違いがあるのかを質問紙調査および行動実験を実施して検証した.
その結果,ピアニストによって視覚および聴覚情報のどちらをどのくらい優先するかのバランスは違うことや,耳コピー演奏が得意なピアニストは,短時間のうちに,意識せずとも楽曲を記憶できること,初見演奏が得意なピアニストの一部は,ほとんど反射的に指を動かしている可能性などが示された.
そこで,本研究においては耳コピー演奏あるいは初見演奏が得意なピアニストの感覚運動情報処理の間にどのような違いがあるのかを質問紙調査および行動実験を実施して検証した.
その結果,ピアニストによって視覚および聴覚情報のどちらをどのくらい優先するかのバランスは違うことや,耳コピー演奏が得意なピアニストは,短時間のうちに,意識せずとも楽曲を記憶できること,初見演奏が得意なピアニストの一部は,ほとんど反射的に指を動かしている可能性などが示された.
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- 課題番号 : 26590229
- 体系的課題番号 : JP26590229
この研究課題の成果一覧
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MISC
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Abstracts of the International Symposium on Performance Science 2015 40-41 2015年9月3日 査読有り