共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

視覚および聴覚情報の運動への変換方略メカニズムに基づく演奏教育プログラムの開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
26590229
体系的課題番号
JP26590229
配分額
(総額)
3,510,000円
(直接経費)
2,700,000円
(間接経費)
810,000円

緻密な運動制御を行うためには長期間にわたる訓練が必要である.また,他者に秀でるためには自分に最適な情報処理方略を見出す必要がある.
そこで,本研究においては耳コピー演奏あるいは初見演奏が得意なピアニストの感覚運動情報処理の間にどのような違いがあるのかを質問紙調査および行動実験を実施して検証した.
その結果,ピアニストによって視覚および聴覚情報のどちらをどのくらい優先するかのバランスは違うことや,耳コピー演奏が得意なピアニストは,短時間のうちに,意識せずとも楽曲を記憶できること,初見演奏が得意なピアニストの一部は,ほとんど反射的に指を動かしている可能性などが示された.

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26590229/26590229seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26590229
ID情報
  • 課題番号 : 26590229
  • 体系的課題番号 : JP26590229

この研究課題の成果一覧

MISC

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