共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2018年3月

大規模シーケンスを用いたApoE4とX11Lによるアルツハイマー病発症機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
16K14690
体系的課題番号
JP16K14690
配分額
(総額)
3,770,000円
(直接経費)
2,900,000円
(間接経費)
870,000円

ApoE4はアルツハイマー病(AD)の発症危険因子として知られている。近年の研究から、ApoE4キャリアのAD患者では遺伝子発現の変化が認められ、その制御因子として我々が以前に同定したX11Lが報告された。本研究では、ApoE4-KI/X11L-KO等の遺伝子改変マウスの遺伝子発現解析を網羅的に行い、AD発症に寄与する遺伝子の上流に共通して見出される核内受容体FXR結合モチーフを見いだした。X11LがApoEの発現を制御しうる事を見いだし、その下流でFXRにより発現が制御される遺伝子がAD発症に関わる可能性を明らかにした。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K14690/16K14690seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K14690
ID情報
  • 課題番号 : 16K14690
  • 体系的課題番号 : JP16K14690