2013年3月
学術論文概要中の各文の観点推定 (「ディジタル図書館」ワークショップ第44回 発表論文)
ディジタル図書館
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- 巻
- 号
- 44
- 開始ページ
- 20
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- ディジタル図書館編集委員会
関連研究調査では、検索結果で得られる多量の文献と自身の研究成果がどのような観点で関連があるかを明確にすることが重要である。本稿では、論文概要に含まれるそれぞれの文について、背景、問題、関連研究、目的、手法、結果などの観点を表す手掛り語があると考え、SVM の属性選択により最適な手掛り語集合を求め、各観点を表すモデルを構築し、識別を行った。300 件のデータを用いた5 分割交差検定で、背景、問題、関連研究、目的、手法、結果のF 値はそれぞれ、0.53、 0.39、0.08、0.46、0.66、0.31 となった。これらはいずれも属性選択を行わないモデルによる性能よりも向上している。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1340-7287
- CiNii Articles ID : 120005342671
- CiNii Books ID : AN1046227X