MISC

2012年9月6日

AnTオペレーティングシステムにおけるマルチコア環境での負荷分散評価

情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤]
  • 佐古田 健志
  • ,
  • 枡田 圭祐
  • ,
  • 蓮岡 宜明
  • ,
  • 山内 利宏
  • ,
  • 谷口 秀夫

2012
31
開始ページ
1
終了ページ
7
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

マイクロカーネル構造 OS は,高い適応性と堅牢性をあわせ持つ.また, LSI 技術の進歩によりマルチコアプロセッサが登場した.そこで,このマルチコアプロセッサ上で,マイクロカーネル構造 OS を走行させ, OS サーバを各コアに分散できれば, OS 処理の負荷分散が可能になる.これにより, OS 処理の負荷が大きいトランザクション処理をマルチコア環境で有効に提供できる.本稿では,マルチコア環境で動作するマイクロカーネル構造の AnT オペレーティングシステムにおいて, OS 処理を分散させたときの評価結果を報告する.具体的には,基本性能の評価として,ブロック単位でのデータ参照時の分散形態による性能の違いを報告する.また, PostMark と Bonnie を用いて,分散形態による分散効果を報告する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009753250
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11238429
ID情報
  • ISSN : 0919-6072
  • CiNii Articles ID : 110009753250
  • CiNii Books ID : AA11238429

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