2003年5月8日
Tenderにおける即時同期を可能にするプロセス間通信機構の実現と評価
情報処理学会研究報告. OS,[システムソフトウェアとオペレーティング・システム]
- ,
- ,
- 巻
- 93
- 号
- 42(OS-93)
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 32
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
プロセス間通信は、多くの応用プログラムで利用されている。したがって、プロセス間通信機能は重要であるとともに、その利用形態はさまざまである。プロセス間通信において、データをやり取りする場合、メッセージ渡し方式が多く利用されている。しかし、メッセージ渡し方式によるプロセス間通信では、送信操作と受信操作の組み合わせで通信を完了するため、通信操作の即時性とデータ授受の同期を両立できない。そこで、本論文では、即時同期を可能にするプロセス間通信機構を提案する。また、提案機構の実現方式として、Tenderオペレーティングシステムの場合を述べ、基本性能評価の結果と応用プログラムにおける評価の結果を示す。
- リンク情報
- ID情報
-
- ISSN : 0919-6072
- J-Global ID : 200902230499867678
- CiNii Articles ID : 110002913892
- CiNii Books ID : AN10444176