2016年4月 - 2018年3月
歯を用いた環境放射能汚染評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
本研究では福島第一原発事故後の汚染環境において、アカネズミを採取し、採取地点における土壌中のSr-90、Cs-134およびCs-137の測定を実施した。アカネズミの歯については上下の切歯における放射能強度を示すイメージングプレートにおけるQL値を画像解析による求めた。その結果、個体のQL値は空間放射線量率、土壌中Sr-90, Cs-134およびCs-137濃度と明らかな関連を認めなかった。したがって個体被ばく量を知るうえで、歯は非常に有用な器官である。
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- 課題番号 : 16K15849
- 体系的課題番号 : JP16K15849
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Scientific Reports 11(1) 10335 2021年5月14日 査読有り筆頭著者