共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

歯学部学士課程におけるプロフェッショナリズムの醸成過程と影響因子の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

課題番号
18K17289
体系的課題番号
JP18K17289
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
3,250,000円
(直接経費)
2,500,000円
(間接経費)
750,000円

本研究では①歯学部学士課程における学生のプロフェッショナリズムの実態、②個人の背景や教育などの因子がプロフェッショナリズムに与える影響の大きく2点を明らかにし、学習者や社会性などの多様な視点から歯学部の教育プログラムの改善点を検討や、今後のプロフェッショナリズムの新しい評価法やプログラム開発へと役立てることを目的としている。
2018年度では、学年ごとにプロフェッショナリズムが変化する過程の解明することを目標として研究を実施した。まず、プロフェッショナリズムの実態を解明するための研究手法として適したものを判断するために、KJ法を用いての事前調査を行い、その内容については日本総合歯科学会雑誌にて発表を行った。この結果から、醸成過程の解明にはあまり適さないということが判明したため、Steps for Coding and Theorization (SCAT)に手法を変更した。そのうえで、鹿児島大学の歯学部生のうち、プロフェッショナリズムの醸成は臨床実習での教育のみで、プロフェッショナリズムの授業科目を受講していない従来カリキュラムの第5学年の学生と、プロフェッショナリズムの授業科目を受講する新カリキュラムの第4学年の学生を対象として、半構造化インタビューを実施した。これを基に、プロフェッショナリズム醸成過程および学年間での違いを明らかにした。その内容については、日本歯科医学教育学会などの国内外の学会で発表を予定している。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K17289
ID情報
  • 課題番号 : 18K17289
  • 体系的課題番号 : JP18K17289

この研究課題の成果一覧

論文

  1

講演・口頭発表等

  3