2018年4月 - 2021年3月
歯学部学士課程におけるプロフェッショナリズムの醸成過程と影響因子の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では①歯学部学士課程における学生のプロフェッショナリズムの実態、②個人の背景や教育などの因子がプロフェッショナリズムに与える影響の大きく2点を明らかにし、学習者や社会性などの多様な視点から歯学部の教育プログラムの改善点を検討や、今後のプロフェッショナリズムの新しい評価法やプログラム開発へと役立てることを目的としている。
2018年度では、学年ごとにプロフェッショナリズムが変化する過程の解明することを目標として研究を実施した。まず、プロフェッショナリズムの実態を解明するための研究手法として適したものを判断するために、KJ法を用いての事前調査を行い、その内容については日本総合歯科学会雑誌にて発表を行った。この結果から、醸成過程の解明にはあまり適さないということが判明したため、Steps for Coding and Theorization (SCAT)に手法を変更した。そのうえで、鹿児島大学の歯学部生のうち、プロフェッショナリズムの醸成は臨床実習での教育のみで、プロフェッショナリズムの授業科目を受講していない従来カリキュラムの第5学年の学生と、プロフェッショナリズムの授業科目を受講する新カリキュラムの第4学年の学生を対象として、半構造化インタビューを実施した。これを基に、プロフェッショナリズム醸成過程および学年間での違いを明らかにした。その内容については、日本歯科医学教育学会などの国内外の学会で発表を予定している。
2018年度では、学年ごとにプロフェッショナリズムが変化する過程の解明することを目標として研究を実施した。まず、プロフェッショナリズムの実態を解明するための研究手法として適したものを判断するために、KJ法を用いての事前調査を行い、その内容については日本総合歯科学会雑誌にて発表を行った。この結果から、醸成過程の解明にはあまり適さないということが判明したため、Steps for Coding and Theorization (SCAT)に手法を変更した。そのうえで、鹿児島大学の歯学部生のうち、プロフェッショナリズムの醸成は臨床実習での教育のみで、プロフェッショナリズムの授業科目を受講していない従来カリキュラムの第5学年の学生と、プロフェッショナリズムの授業科目を受講する新カリキュラムの第4学年の学生を対象として、半構造化インタビューを実施した。これを基に、プロフェッショナリズム醸成過程および学年間での違いを明らかにした。その内容については、日本歯科医学教育学会などの国内外の学会で発表を予定している。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K17289
- 体系的課題番号 : JP18K17289
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
Cureus 16(1) 2024年1月6日 査読有り筆頭著者責任著者
講演・口頭発表等
3-
第55回日本医学教育学会大会 2023年7月
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AMEE 2021 2021年8月27日
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第52回日本医学教育学会大会 2020年7月18日