石田 仁志

J-GLOBALへ         更新日: 19/03/19 22:18
 
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研究者氏名
石田 仁志
 
イシダ ヒトシ
所属
東洋大学
部署
文学部 国際文化コミュニケーション学科
職名
教授
学位
文学修士(東京都立大学)
その他の所属
東洋大学大学院
科研費研究者番号
80232312

プロフィール

基本的には「横光利一」を中心に研究していますが、近年は戦間期の東アジアにおける日本語文学の展開を含めて、幅広く考察しています。
2016年度は1年間、パリ第7ディドロ大学に客員研究員として在籍していました。横光『旅愁』『欧州紀行』関連の足跡調査や松尾邦之助、キク・ヤマタなど調査もしてきました。2017年度からは国際文化コミュニケーション学科に移籍し、新しい環境の中で日本文学研究を続けています。
2017年度の研究テーマは、①震災後文学(3.11以降)、②村上春樹文学、③戦間期日本語文学という3つです。2018年度以降もこれらのテーマを探求していきます。とくに、村上春樹については、2017年1月に東洋大学で、2018年3月にはストラスブール大学とパリ日本文化会館で国際シンポジウムを開催しています。

研究分野

 
 

経歴

 
2019年4月
 - 
現在
東洋大学大学院文学研究科国際文化コミュニケーション専攻 専攻長
 
2018年4月
 - 
現在
駒沢女子大学 非常勤講師
 
2017年4月
 - 
現在
東洋大学 文学部国際文化コミュニケーション学科 教授
 
2016年4月
 - 
2017年3月
パリ第7ディドロ大学 客員研究員
 
2015年4月
 - 
2016年3月
青山学院大学 文学部日本文学科 非常勤講師
 
2014年4月
 - 
2015年3月
東洋大学文学部 日本文学文化学科第1部 学科長
 
2012年4月
 - 
現在
東洋大学大学院 文学研究科委員会 委員
 
2011年4月
 - 
2015年3月
東洋大学 文学部自己点検・評価委員会 委員長
 
2010年4月
 - 
2015年3月
東洋大学 自己点検・評価推進委員会 委員
 
2013年4月
 - 
2014年3月
東洋大学文学部 日本文学文学科第2部 学科長
 

学歴

 
 
 - 
1991年
東京都立大学 人文科学研究科 国文学
 
1983年3月
   
 
千葉大学 人文学部 人文学科国文学専攻 
 

委員歴

 
2018年6月
 - 
現在
昭和文学会  常任幹事
 
2017年6月
 - 
2019年5月
日本近代文学会  編集委員
 
2013年11月
 - 
現在
日本近代文学会  評議員
 
2000年
 - 
2002年
日本近代文学会  運営委員
 
1998年
 - 
現在
昭和文学会  会務委員、編集委員、幹事
 
2002年
 - 
現在
横光利一文学会  運営委員、評議員(代表2019年3月~現在)
 
1999年
 - 
現在
有島武郎研究会  評議員
 
2008年
 - 
2013年
日本文学協会  運営委員、監査
 

論文

 
谷川徹三と横光利一―新資料の書簡
石田 仁志
日本近代文学館年誌 資料探索   (14) 31-48   2019年3月   [招待有り]
ノスタルジーの表象ー横光利一『旅愁』-
石田 仁志
国際文化コミュニケーション研究   (1) 121-137   2018年3月
周金波―「志願兵」の中の〈日本〉:《文化翻訳》のアポリア
石田 仁志
和田博文・徐静波・兪在真・横路啓子編『〈異郷〉としての日本:東アジアの留学生がみた近代』(勉誠出版)   421-433   2017年11月   [招待有り]
村上春樹『1Q84』における〈家族〉表象
石田 仁志
文学論藻   (91) 57-84   2017年2月
有島武郎における〈画家〉・〈芸術家〉表象ーミレーからアヴァンギャルド芸術へー
石田 仁志
有島武郎研究   (19) 1-14   2016年5月   [査読有り]
日本人会と椎名其二
石田 仁志
松崎碩子・和田圭子・和田博文編『REVUE FRANCO-NIPPONNE別巻 両大戦間の日仏文化交流』(ゆまに書房)   237-250   2015年3月   [招待有り]
戦前の巴里日本人会はパリに在住した日本人の交流や生活援助など、様々な活動を行っていた。その実態の一面を本論文では外務省外交史料館の史料から考察した。また、椎名其二は1916年にパリに渡り、ベルサイユ会議では黒岩涙香の通訳を務めたあと、1931年ごろに巴里日本人会の書記役を務め、平林初之輔の死亡届に署名している。椎名と巴里日本人会とのかかわりについて、本論文では探求した。
林京子ー異郷/故郷としての上海・『ミッシェルの口紅』『上海』
石田 仁志
和田博文・黄翠娥編『〈異郷〉としての大連・上海・台北』(勉誠出版)   295-310   2015年3月   [招待有り]
上海〝魔都〟イメージの内実―村松梢風・井東憲から横光利一へ―
石田 仁志
勉誠出版『戦間期東アジアの日本語文学』(アジア遊学167)   77-90   2013年8月
村松梢風『魔都』で一般に流布したとされる上海の魔都イメージであるが、作中にはそうした点を具体的に表象する記述は多くはない。むしろ村松にとっての〈上海〉とは性的快楽に直結する空間であり、それはさらに井東憲『上海夜話』に受け継がれていく中でイデオロギー的な要素を付与されて変形していく。それがさらには横光『上海』への流れて行くことになる。
小松清とフランス人民戦線―行動主義文学論の意義(文献年表付き)
石田 仁志
和田桂子/松崎碩子/和田博文編『満鉄と日仏文化交流誌『フランス・ジャポン』ゆまに書房   181-206   2012年9月
小松清とバルビュスやA.マルローらフランス人民戦線派の文学者との交流を論じ、さらには日本における「行動主義文学」の主張に込められた意義を考察した。小松清をはじめとする「行動主義」「能動主義」に関する文献年表も作成して付した。
『菊葉荘の幽霊たち』―「空っぽ」の「わたし」の部屋
石田 仁志
鼎書房・現代女性作家読本15『角田光代』(現代女性作家読本刊行会)   56-59   2012年9月
角田光代『菊葉荘の幽霊たち』で描かれる、空間的な「空っぽ」さと主人公の「わたし」の無意識の空虚感との重なり合いを論じた。直木賞受賞作『対岸の彼女』や話題作『八日目の蝉』に通じる問題の原点がここにある。
ジェンダー研究の領域―横光文学における《性》《結婚》
石田 仁志
横光利一文学会『横光利一研究』   (10) 58-65   2012年3月
横光利一「上海」のインターテクスチュアリティ―表象の論理―
石田 仁志
東洋大学文学部紀要日本文学文化編 文学論叢   (86) 91-110   2012年2月
中国の五三〇事件をモデルとした『上海』を横光利一が執筆する際に参照したと思われる「典拠」資料と、さらにその資料と共通する詞章を有する満鉄調査部資料『上海事件に関する報告』、そして小説『上海』のテクスト間における〈論理〉の継承、拡大、ずれを論じた。
石田 仁志, 早川 芳枝, 小泉 京美
東洋大学人間科学総合研究所紀要   (13) 129-152   2011年3月
石田 仁志
国文学 : 解釈と鑑賞   75(6) 128-136   2010年6月
石田 仁志, 大野 寿子, 早川 芳枝
東洋大学人間科学総合研究所紀要   (12) 139-162   2010年3月
家族小説論の試み(三)―立松和平『遠雷』
石田仁志
東洋通信   46(7) 21-30   2009年10月
石田 仁志
昭和文学研究   59 10-23   2009年9月   [査読有り]
家族小説論の試み(二)――山田太一『岸辺のアルバム』
石田 仁志
東洋   45(41923) 16-25   2009年1月
1970年代後半の日本社会の変動の中で、核家族が向き合った危機を現代小説はどのように描き出したのかを論じた。

Misc

 
横光、知られざる友情 谷川徹三宛て書簡発見
石田 仁志
埼玉新聞 2019年3月10日(日)      2019年3月   [依頼有り]
「新世紀の横光利一」展の開催に向けて
石田 仁志
横光利一研究   (17) 92-100   2019年3月
2019年3月2日~30日に日本近代文学館で主催した「新世紀の横光利一」展の概要説明。松村良、中沢弥、掛野剛史と共著。石田の担当は全体紹介と第Ⅳ章、第Ⅴ章。
文学散歩印象記 中山義秀の故郷、そして東北
石田 仁志
横光利一文学会会報   (34) 4-6   2019年1月   [依頼有り]
日本語「輸出」今がチャンス
石田 仁志
読売新聞「論点」2018年6月7日(木)   11   2018年6月
文学は誰のものかー文化資源の活用と地域連携
石田 仁志
森鷗外記念館NEWS   (22) 6-6   2018年3月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
文学者のフランス体験Ⅱ―1930~1945
石田 仁志
柏書房   2011年1月   
ライブラリー・日本人のフランス体験第19巻。小牧近江『異国の戦争』、木村毅『巴里情痴傳』、九鬼周造『巴里心景』の復刻に「エッセイ」「解題」「関連年表」を付して、1930年から45年までの日本人文学者の眼に映ったパリの姿について考察した。
未来主義と立体主義
石田 仁志
ゆまに書房   2007年6月   
「コレクション・モダン都市文化」第27巻。『電気人形』『芸術の理解』『立体派の詩』などの復刻およびエッセイ、解題、関連年表、主要参考文献を付している。
 横光利一の文学世界
石田 仁志、中村三春 渋谷香織
翰林書房   2006年4月   

講演・口頭発表等

 
村上春樹『1Q84』の中の家族像 [招待有り]
石田 仁志
「日本の春」   2019年3月6日   
震災後文学の行方―災害列島ニッポンの文学― [招待有り]
石田 仁志
ふれあい塾あびこ公開講座   2019年2月18日   
震災後文学のパースペクティブ [招待有り]
石田 仁志
2018臺大日本語文創新国際学術研討会   2018年11月17日   
現代日本文学における家族表象 [招待有り]
石田 仁志
天主教輔仁大学大学院日本文学研究会   2018年5月17日   
石田 仁志
村上春樹国際シンポジウム「村上春樹のRealとFuture」   2018年3月15日   国際交流基金・ストラスブール大学・東洋大学
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とイスマイル・カダレ『夢宮殿』とを、〈夢〉の意味や迷宮性を視点として比較検討した。

競争的資金等の研究課題

 
日本人から見た上海表象―1920~1945年―
科学研究費 基盤研究(C)(一般)
研究期間: 2011年 - 2013年    代表者: 渋谷香織(駒沢女子大学)
「横光利一『上海』のインターテクスチュアリティ―表象の論理―」(『文学論叢』86号、2012.2)
「異界」表象研究
研究期間: 2009年 - 2011年
日本近現代文学における「異界」空間(とくに森や森林)の表象を分析し、ヨーロッパや中国などの異文化からの影響関係や日本人の自然観、死生観の変遷を考察する。
上海文化表象研究
研究期間: 2008年 - 2011年
横光利一「上海」を中心に、1920年代~30年代の上海が日本文学文化の中でどのような意味をはらんだ都市として表象されていたかを研究する。
上海に関する表象文化研究
科学研究費 基盤研究(B)(一般)
研究期間: 2008年 - 2010年    代表者: 渋谷香織(駒沢女子大学教授)
横光利一『上海』の諸本異同一覧をWeb公開予定。
現代女性文学における家族意識の変容
科学研究費 基盤研究(C)(一般)
研究期間: 2006年 - 2008年    代表者: 石田仁志
戦後女性文学におけるジェンダー・ポリティクス
研究期間: 2000年   

社会貢献活動

 
エクステンション講座「鷗外と慶応3年生まれの文人たち」
【講師, 企画, 運営参加・支援】  東洋大学・文京区立森鷗外記念館  公開講座「鷗外と慶応3年生まれの文人たち」(全5回)  2017年10月21日 - 2017年12月2日

その他

 
2006年
 書評 野中潤著『横光利一と敗戦後文学』
『横光利一文学会会報』第8号 P6~P8
2001年
 シンポジウム「横光利一とヘテロセクシズムの機構」パネラー
横光利一文学会(同志社大学)
2001年
 書評 『20世紀のベストセラーを読み解く』
『神奈川大学評論』第39号                                             神奈川大学 P180