2014年4月 - 2017年3月
遊びの質的転換を促す幼保一体化システムの構築-生活の連続性を視座に-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
- 課題番号
- 26870802
- 体系的課題番号
- JP26870802
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,470,000円
- (直接経費)
- 1,900,000円
- (間接経費)
- 570,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究では認定こども園において,園と家庭や地域における遊びの循環・連環の中で遊びの質が更に高まるための保育システムの提示を目的とした。認定こども園においても季節や伝統行事に関する遊びは家庭と園で連続的に行われやすい。そこで幼保一体化されているスウェーデン就学前施設のルシア祭に関する実践と比較検討を行った。示唆されたことは、育ちや学びの過程はドキュメンテーションで日々丁寧に可視化することによって,成長を促す・披露するというねらいを行事に求める必要はなくなるということ。また,四季の行事・地域に伝わる行事の原点を大切にすることが地域や家庭との連続性を作り,子どもの生活を彩り豊かにするという点である。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 26870802
- 体系的課題番号 : JP26870802
この研究課題の成果一覧
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MISC
2-
湊川短期大学紀要 53 41-48 2017年
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関西教育学会年報 (40) 76-80 2016年