2005年11月21日
不確実性を考慮する地上・レーダ雨量の合成法
土木学会論文集 = Proceedings of JSCE
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- 巻
- 号
- 803
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 11
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.2005.803_1
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
共変量クリギング型逐次ガウシアンシミュレーションを用いた地上雨量とレーダ雨量の合成法を提案する. これは, レーダ雨量の空間分布特性を保持しつつ地上雨量と定量的に整合性の取れた降雨場を生成する手法である. 生成する降雨場は推定の不確実性を加味しており, 複数の降雨場を生成して流出モデルに入力すれば, 降雨推定の不確実性に伴う流出予測の不確実性が分析できる. この手法を台風時の降雨イベントに適用し地上雨量で交差検証を行った結果, 現業で用いられているダイナミックウィンドウ法よりも降雨推定の誤差が小さいことがわかった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.2005.803_1
- ISSN : 0289-7806
- CiNii Articles ID : 10016513015
- CiNii Books ID : AN10014020