2010年9月13日
感性工学を用いた景観のゾーニングに関する研究
ファジィシステムシンポジウム講演論文集
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- 巻
- 26
- 号
- 0
- 開始ページ
- 37
- 終了ページ
- 42
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14864/fss.26.0.8.0
- 出版者・発行元
- 日本知能情報ファジィ学会
本論文では、感性工学の手法を街並地区の景観評価に応用する。具体的な事例として、下関市長府地区をとりあげ、実際の景観写真をもとに、感性評価を行った。まちの景観には、その地域の風土や歴史を反映したデザインというものがよく見られる。これはそのまち特有のイメージを表すものである。まちづくりでは、まち全体においてこのようなイメージの統一を図ることが必要条件となっている。しかし、まちを地区や通り単位で見ると、局所的にイメージの異なる地点が存在する例も多い。また、まちはイメージを決定するデザイン対象が膨大なため、現感性工学手法の適用が難しいデザイン対象といえる。そこで、「まちに抱かれるイメージと各地点のイメージ」について分析を行った。感性評価実験を行い、その結果からエリアのゾーニングのためのイメージ強度マップを作成した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14864/fss.26.0.8.0
- ISSN : 1882-0212
- CiNii Articles ID : 40019526819
- CiNii Books ID : AA12165648