2010年6月19日
対面説明場面における説明者の情報処理モデルの検討
日本教育工学会設立25周年記念シンポジウム資料
- 開始ページ
- 22
- 終了ページ
- 29
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(その他学術会議資料等)
- 出版者・発行元
- 日本教育工学会
近年,多様な分野において説明活動に対する注目が高まっている.説明活動は,説明の受け手の理解を促し,知識・行動の変容を促すために行われる.それに際して,説明者は説明の受け手や作業対象の情報などを把握し,それに合わせた説明内容と介入方法の選択が求められる.辻・岸・中村(2003)は,説明者の情報処理モデルの構築を行った.説明場面における説明者の情報処理過程を検討することを通して,よりわかりやすい説明の指針が得られることが期待される.本稿では,認知心理学の枠組みに基づき,説明者の情報処理モデルの構築と検証結果の報告,また,児童に対する説明指導のあり方の提言を行う.
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- ID情報
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- CiNii Articles ID : 120002244549