2017年4月 - 2020年3月
クリティカルシンキングを核とした“モラルシンキング”の構築:小中学生の推論力育成
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
2018年より小中学校において「考え、議論する」道徳の授業(道徳科)が始まった。本研究では、新しい道徳科における「道徳性」が特に「思考」の側面に関わることを重視し、道徳性を単にモラルではなく「モラルシンキング」として捉え直し、その概念の構築を図った。
中学生を対象とした質問紙調査を行い「モラルシンキング尺度」を開発すると同時に、モラルシンキングとクリティカルシンキングの関係、モラルシンキングとキャリア基礎力の関係をパネル調査のデータを用いて検証した。その結果、これら2変数の多くの因子間に双方向の影響関係が示された。これらの知見を基に、小中学生のモラルシンキング育成のための教材と教授法を開発した。
中学生を対象とした質問紙調査を行い「モラルシンキング尺度」を開発すると同時に、モラルシンキングとクリティカルシンキングの関係、モラルシンキングとキャリア基礎力の関係をパネル調査のデータを用いて検証した。その結果、これら2変数の多くの因子間に双方向の影響関係が示された。これらの知見を基に、小中学生のモラルシンキング育成のための教材と教授法を開発した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17K01091
- 体系的課題番号 : JP17K01091