2009年 - 2011年
家族経営協定締結事例にみる親世代・子世代の共同と分離
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
家族経営協定締結から10年以上が経過し、世代交代の時期に差し掛かった女性農業者へのフォーカス・グループ・インタビューから、親世代と子世代との世代関係、経営継承の方向性を質的に分析した。直系家族規範が緩み、世代間で生活が分離することで、双系的なサポート関係が生じていた。規範的な男子による継承は困難になり、親世代の引退は遅れ、オールタナティブな経営へのシフトは、女子による継承の可能性を生み出していた。
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- 課題番号 : 21500713
- 体系的課題番号 : JP21500713
この研究課題の成果一覧
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論文
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山梨国際研究 (7) 1-14 2012年3月 査読有り筆頭著者