2020年12月
横浜市十王堂免遺跡の縄文時代礫斧―林國治氏旧蔵資料―
神奈川県立博物館研究報告―人文科学―
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- 巻
- 47
- 号
- 開始ページ
- pp.23
- 終了ページ
- 56
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 神奈川県立歴史博物館
神奈川県立歴史博物館が所蔵する横浜市十王堂免遺跡採集の縄文時代礫斧を報告する。これらは1950年代後半に、在野考古学研究者の林國治が採集した資料群である。
十王堂免遺跡採集の礫斧は、完形品・略完形品が373点、破損品が37点、合計410点が収蔵されている。本稿では完形品・略完形品を対象に、刃部の作出部位、作出手法(打製・局部磨製)、作出面(片刃・両刃)および礫斧のサイズといった点で分類を行い、182点を図化した。
一遺跡における撚糸文期に伴う礫斧として、現在知られている資料の中で最大点数となる石器群であり、礫斧形態の全容がうかがえる基準的資料と言える。
十王堂免遺跡採集の礫斧は、完形品・略完形品が373点、破損品が37点、合計410点が収蔵されている。本稿では完形品・略完形品を対象に、刃部の作出部位、作出手法(打製・局部磨製)、作出面(片刃・両刃)および礫斧のサイズといった点で分類を行い、182点を図化した。
一遺跡における撚糸文期に伴う礫斧として、現在知られている資料の中で最大点数となる石器群であり、礫斧形態の全容がうかがえる基準的資料と言える。
- リンク情報
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- URL
- https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/88606 本文へのリンクあり