2019年12月
日本保健物理学会講演「ICRP勧告取入れにおける国内動向」印象記
保健物理(インターネット)
- 巻
- 54
- 号
- 4
- 開始ページ
- 220
- 終了ページ
- 221
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5453/jhps.54.220
2019年6月20日に東京大学において「ICRP勧告取入れにおける国内動向」と題した講演が日本保健物理学会の主催、日本放射線安全管理学会の共催の下に開催された。事務局によると参加者は96名であった。ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に対する国内における取入れ状況の解説として、横山須美氏(藤田医科大学)から「円滑な規制運用のための水晶体の放射線防護に係るガイドラインの作成」と題して、眼の水晶体の新しい線量限度の運用に向けた課題の検討状況についての講演後、佐藤直己氏(原子力規制庁)から「ICRP2007年勧告の取り入れに関する国内での検討状況について」と題して、ICRPの2007年勧告の取入れに関する放射線審議会の最近の審議内容についての講演があった。本稿では、各講演の概要及び印象を記す。
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- DOI : 10.5453/jhps.54.220
- ISSN : 0367-6110